和歌山市の農家、山本康平さん(33)が配信するポッドキャスト番組「よるののうか」。2019年秋にスタートし、農業ネタでお笑いという独自のコンテンツを開拓。二百数十本も配信を続けてきた。いまや農業の枠を超えて全国的に注目される。ポッドキャストを続けてきた理由、見えてきたものを聞いた。
山本さんは、高校教師を経て、実家で就農。モモやスモモ、ミカンなどを育てる。深夜ラジオやネタ番組が好きで、ポッドキャストもよく聞いていた。
「もともと、農家を元気にしたいというのが、自分でポッドキャストを始めた最初の理由。僕自身、農家になって、社会のレールから外れたような感じがして、落ち込んだ時期があったから、お互いがんばりましょうと。農家ってニッチだし、そんなに注目もされないけど、十分おもしろいことやってんだぞ、と」
「クイズ!ノウギョウラップ…